12月の「文字のすがた」は「生」です。
いろんな書体の「生」が集まりましたね。
まず草書を選んだのがちいちゃんとひろくんのきょうだいです。ふたりともいいですねー。勢いがあってまさに生命力を感じさせる作品です。
楷書を選んだのはももちゃんとりおちゃん、れいあちゃんにさくらちゃん、あかねちゃん。多いですね。
これは九成宮からとった字で、縦長のフォルム、厳しい起筆、端正なたたずまいが特徴の「ザ・楷書」です。みんなきちんと書いていますね。見ているこっちも背筋がぴんと伸びるような作品たちです。
さて、2年生のりりちゃんが選んだのは篆書。りりちゃんらしくのびのびと楽しく書けています。名前だけねー。これじゃ見えないよ。こんなに元気な「生」が書けているだけにもったいないです。
最後に隷書を選んだのはなっちゃん。ほんとに得意で、今回も起筆や波磔など、隷書の基本がばっちりできています。名前も良くなってきたね。
こちらは中学生のりなちゃんの臨書。
顔真卿の争座位稿です。
どうですか?蔵鋒がちゃんと出来ていて、まさに顔法ですね。
りなちゃんは今中2ですが、高校生になったら一般部でこういうのを書くことになります。その日が楽しみですね。
なつみちゃんといっしょに長く続けてくれるといいなー。