通常課題に戻りました。
2月提出の毛筆課題です。
5年生の「置き場所」。画数の多い漢字が横に並んで大変ですが、「置く」は縦長で、「場」は横に広がる形なので、うまくやればぴしっと決まります。
みんなぶつかりそうになりながらもうまくまとめました。
4年生は「晴れた日」。いかに「晴」の「青」の3本目の横画をのびのびと書けるかがポイントです。「日」へんをできるだけ細長く書いて場所を確保することですね。
4文字目の「日」も大きさが難しい字です。ほかの字と同じ大きさにするととても大きすぎるので塩梅が難しいですよね。れいあちゃんもあかねちゃんもちょうどいい大きさになっています。
3年生は「ぬり直す」。「直」って意外と難しいですね。たくさんの横画を書いているうちにだんだん右下がりになってきたりして。最後まで右上がりをキープして、間隔を一定にし、最終画は力強く弓なりになるといいですね。りおちゃんは少し字が小さかったのが惜しいけど、上手に書けています。ひろくんは元気で力強い作品になりました。
2年生は「ねぞう」。今月は季節とか関係ないみたいですね。
りりこちゃん、「ね」はふところを広く、「ぞ」は腰高で足を長く、「う」はゆったりと、すべてよく出来ています。もう少しで3年生。漢字も出てくるから楽しみにしててね。
次は中学生です。
ふたりとも慣れた手つきで楽々と行書をこなしています。
筆遣いは良いのですが、もう少し右上がりがほしいときもありますね。行書や草書は横画が45度と言われるくらい、激しく右上がりなのです。
また、連綿ではないところも気脈を途切れさせないこと。
そのためには字の途中で墨継ぎもなるべく避けなければなりません。
墨が少なくなってくると筆先が割れたり開いてきますが、それをまとめながら字を書いていくのも大切です。
筆との対話ですね。
いよいよおとなの書道という感じになってきましたねー(⌒∇⌒)