毎年恒例の全書芸展が今年も行われました。
会場は六本木の国立新美術館。書の殿堂ですね。
今年はなんと、都筑教室の良菫さんが無鑑査部門で奨励賞を受賞されました。
あざみ野教室の良渓さんと合わせて二人も生徒さんが受賞するなんて、わたしも大喜びで浮かれて授賞式に出席しました。
ほんとにうれしく誇らしかったです。
これが良菫さんの作品です。
「曹全碑」の臨書です。元帖の、優美ななかにも力強さを感じさせる線がよく表現できていると思います。
これもすべて良菫さんのたゆまぬ努力の成果ですね。
良菫さんは、お教室で作品に対してわたしが言ったことを書き留め、次のお稽古ではしっかり直して書いて来られます。『全書芸』はいつも書き込みでいっぱいです。
もうずいぶん前に師範をとられ、すごい腕前なのに、えらそうなことはまったく言わず、今できることをひとつひとつきちんと積み上げて、自分のペースで前に進んでいます。
これからもそうやって着実にご自分の書の世界を広げていってくださいね。
今回は同じ都筑教室の悦子さんと見に来られ、わたしも合流できました。
お友達も見に来てくださったようで、よかったですね~
授賞式、懇親会は神保町の如水会館で行われましたが、あざみ野教室の良渓さんや、ほかの良心会の受賞者のみなさんといっしょに、ワイワイ楽しかったです。
わたしの教室は都筑もあざみ野も小さいので、たまに良心会のみなさんと会えると刺激になって良いですね。
こんなことを励みにこれからもがんばっていきたいと思います。
来年もまたよろしくお願いします。